前向きに生きて行きたいものです。いや、生きて行きましょう!
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皮をむくと実に付いてくるあの「白いスジ」、なんとかならないの?と調べてみたところ、実はカラダに良い作用があることが分かりました。いつも丁寧に取り除く人は必見、気にせず食べている人にはちょっとトクした気分になれる豆知識です。
みかんの白いスジ、繊維の正式名称は「アルベド」と言い、果実へ養分を運ぶための働きをしています。アルベドには食物繊維やビタミンが豊富で、特にビタミンPのうち、みかん由来ポリフェノール「ヘスペリジン」は実よりも身を包む袋や皮、スジに多く含まれ、含有量は袋で実の50倍、スジにはなんと100倍にもなるのだとか!
気になるヘスペリジンの作用は、これまでに毛細血管の強化、血中コレステロール値の改善効果、血流改善効果、抗アレルギー作用、発ガン抑制作用などが分かっています。冷えが気になる人向けのサプリメントの原料にも使われるヘスペリジン。辛い冬の冷えにみかんのスジが効くとは意外でした。
つまり、スジを取る行為はこれらの作用を自ら捨ててしまっているということ。この時期「スジを上手に取る方法」がたびたび話題になりますが、これからは「スジを残したまま食べる方法」が人気になるかも!?
「ごぼう茶」で有名なアンチエイジングの南雲医師は食材を丸ごと食べる食生活を心がけているそう。そしてなんとみかんも外皮ごと食べるのだとか! みかんに限らず果物や野菜の皮は人間で言うと皮膚にあたり、美肌に有効なポリフェノールがたっぷり。実、スジ、皮まで食べるのは究極だと言えます。
さすがにみかんの外皮ごと食べる勇気はありませんが、マーマレードやオレンジピールに加工すれば皮にある成分を取り入れることができます。干したみかんの外皮は「陳皮」漢方としても使われるように、冷え解消に効果的。干した皮をお風呂に入れることなら誰でも実践できそうです。
ちなみにみかんのヘタ(上)から皮をむくとスジが取れやすく、おしり(下)からだとスジが残りやすい気がします。どうしてもスジのパサパサした食感が苦手な人はスジ付きスムージーで取り入れると良さそうです。
[紀伊の実、グリコ、αGヘスペリジン/MYLOHASより転載]
(松浦松子)
経営手腕は「外食不況にあって数少ない勝ち組」(業界関係者)と評された。
大阪府出身で、昭和44年に王将入社。1号店の従業員からキャリアを始め、自身の姉が創業者と結婚したことから経営者への道が開けた。現場を知るだけに「接客サービスで、当然あるべき水準にはまだまだ届いていない」と厳しい発言を繰り返していたという。
各店舗に権限を与え、地域性などを生かした独自メニューが人気を集めた。学生に皿洗いを条件に無料で料理を出すサービスが認められる店舗もあった。
率先垂範が信条で、毎朝早くから出社し、ほうきとちりとりを手に、本社前を掃除するのが日課だった。近所の女性(76)は「会社の周りによく水をまいていた」。従業員の一人は「社長がやれば、各店舗のオーナーも従業員もやらないわけにはいかない」と話す。一方で座右の銘は「人を稼いで人を残す」。社員の名前を覚え、誕生日には自ら選んだ啓発本を贈呈。配偶者の誕生日にも花束を贈っていたという。
仕事の合間には、妻が営んでいた喫茶店を頻繁に訪れた。自宅近くの主婦(66)は「ぜいたくな様子はなく、社長というイメージの人でもなく、親しくしてもらっていた」。趣味でハトレース用の伝書バトやザリガニを飼っており、自宅の屋上でハトにエサを与える姿をよく見かけたという。
なにも殺さなくたっていいだろうよ!
早く捕まることを祈ります。 合掌
http://www.xalady.net/
■将棋の本が愛読されていた
ファーストクラスというエリアは、想像される以上に、特別な空間といえます。ハイクラスの方々が一堂に集まるのはもちろん、仕事モードから離れた機内は、お客様にとってある意味プライベートに近い空間。担当するCAは、一流の方々の、普段見ることのない一面を拝見する機会が多いのです。
私が長年ファーストクラス担当の客室乗務員として勤務した中で特に印象的だったのが、ファーストクラスを利用される常連の方々は、共通して「読書家である」こと。1度の搭乗の際に、多い方では10冊以上の文庫や新書を持ち込まれ、機内での時間のほとんどを読書に費やす方もいらっしゃいました。そんな姿を目にすればするほど、超一流のビジネスエリートでもある彼らがどんなジャンルの本を好むのか、私自身とても興味が湧いたものです。
読んでいる本の内容によっては、「何か悩みがあるのでは」と感じることもありました。本は読み手の“心の状態”を表すことがあるのです。
ファーストクラスのお客様は、機内ではビジネス書よりも歴史や文学、考え方のヒントとなるような本を好むことがわかりました。さらに興味深かったのが、「将棋」の本を愛読されている方が多かったこと。この傾向は、現在のファーストクラスのお客様にも共通しているようです。
ご存じのように「将棋」は相手の王将の捕獲をめざす、盤上の「静かなる闘争」。相手の出方を読むという意味では、将棋は経営者の方々に親和しており、人気が高いのかもしれません。
歴史小説では、やはり司馬遼太郎さんは手堅く、ほとんどの方が読まれていました。
フィクションのジャンルでは、浅田次郎さん、池波正太郎さんの小説が目立ちました。また、ハードボイルドを好む方もいて、当時人気だったアメリカの推理作家、ロバート・B・パーカーの探偵小説『スペンサー・シリーズ』を愛読している方が多かったのを覚えています。こうしたフィクション小説は、オフモードの機内でリラックスするための必需品なのかもしれません。
仕事のヒントとなるような本の場合には、気になるページに折り目をつけたり、ラインを引いたり、熱心に本の内容を紙にまとめられたりする姿がとても印象に残っています。
到着時に「本を処分して」と、お願いされることも多いのですが、その際「ここの部分が君たちの仕事に役立つよ」といったアドバイスや、要約したメモとともに紙袋にどっさり入った本を渡されたことが何度もありました。要約を読めばその本がどんな内容なのかひと目でわかり、興味のある本をみんなで分けて持ち帰り、勉強したものです。
私がお客様から頂戴した本の中でも、特に記憶に残っているものがいくつかあります。池波正太郎さんの『男の作法』は、日常のさまざまな場面において「男はこうあるべき」が描かれていますが、女性にも「なるほど」と通じる部分も。今でも時折ページを開くほど、大切にしている1冊です。
また、外食企業のオーナーであるお客様からいただいた食通本『美味礼讃』は、“芸術としての料理”が語られており、単にグルメを楽しむだけでなく、ビジネスのヒントにされていたのではないかと思います。
■「読む」「書く」で知識をストック
元官僚で経済学者の榊原英資さんの著書、『君たちは何のために学ぶのか』という若者向けに書かれた本の中に、「得た知識は、鮮度が劣化しないうちにアウトプットすること」という記述があります。機内でも多くの方が榊原さんの著書を読まれていましたが、「知識のアウトプット」は、まさにファーストクラスに乗るビジネスエリートたちが実践していることそのものです。
本の内容を要約される方は特定の方ですが、ファーストクラスの常連のお客様の多くが、どんなささいなことでもメモを取る習慣が身についています。CAとの何気ない会話でも、ご自身が気になったことはすぐに書き留めます。そのため、常にペンとメモをセットでワイシャツのポケットに用意されているほど。こうしたメモをはじめとする一流の人たちの習慣をコツコツ実践することで、私自身、起業できたといっても過言ではありません。
私の講演を聴きにきてくださる経営者の方々も、どんな話にも真剣に耳を傾けてくださいます。しかも、みなさん費やした時間分だけは何かしら持って帰ろうというアグレッシブさを持ち合わせているので、ものすごい勢いでメモを取られます。あるとき、「なぜメモされるのですか」と質問したところ、「メモを取るのはビジネスの基本中の基本でしょう? 」と。それを聞き経営者のみなさんの時間を無駄にしない姿勢、そして情報が目や耳から入った瞬間の感動や輝きを“フリーズドライ”することの重要性を改めて認識しました。
書名は思い出せないのですが、以前読んだ何かの本の中にも、「書く能力と話す能力は一流の仕事には欠かせない」とありました。
写真・図版:プレジデントオンライン
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おもしろいことに、アップグレードでビジネスクラスからファーストクラスに搭乗したりする“非常連”の方々に共通するのは、機内で「読書をしない」こと。ファーストクラスのサービスを満喫されるのに夢中で、読書をする余裕がないのかもしれません。
「ゲーム」をしたり、「映画」を鑑賞し尽くされたり、またファーストクラスに搭載している「ワイン」を片っ端から堪能されたりと、明らかに常連の方々とは違う行動が目立ったのです。
常連のビジネスエリートの方々は、機内での時間はオフタイムに切り替えていますが、ゲームやアルコール過多でオフの時間を無駄にすることはありません。彼らのオフタイムは、知識や情報をインプットし、脳にストックする貴重な時間であり、それが「読書」につながっているのだと思います。
機内で読む本としてビジネス書があまり好まれないのは、仕事に直結する直接的なものよりも、伝記や小説をメンター(良き指導者)として、効果的なヒントを求めているからなのかもしれませんね。
■著者リスト
【小説】浅田次郎/池波正太郎/堺屋太一/ロバート・B・パーカー
【歴史小説】司馬遼太郎
【将棋】大山康晴名人/中原 誠名人/その他名人本
【精神医学書】小田 晋
【趣味】釣り関連
ファーストクラスか・・・いつか必ず!!!
社外の人への言葉には注意していても、うっかり間違った言葉を使ってしまいやすいのが上司への言葉。こんな間違った言葉づかいをしていないかを、もう一度チェックしてみましょう。
【「どちら様?」はNG。間違えやすい敬語】
■上司にねぎらいの言葉をかける時、「ご苦労さまです」はNG
問題を対処するために、あちこち駆けずり回ってくれた上司へ、ねぎらいの言葉をかけようとつい「ご苦労さまです」、「ご苦労さまでした」と言ってしまう場合があります。気持ちとしては、そのほうがぴったりきたとしても、「ご苦労さま」は目下の人に対して使う言葉。上司にねぎらいの言葉をかける時は、「お疲れさまでした」を使うようにしましょう。
■上司に何か頼みごとをする時の「これ、お願いします」はNG
突然上司の元へやってきて、部下が開口一番「これ、お願いします」なんて書類を置いていった日には、上司としてはやっぱりイヤな気持ちになるもの。
このような時は、「お忙しいところ申し訳ありませんが」という前置きをつけてみる、または「お願いしてもよろしいでしょうか?」などのやわらかい表現を使ってみるなど、上司への気遣いや配慮が感じられる敬語を選ぶようにしましょう。
■上司をほめる時の「すてきなネクタイですね」は実はNG
言われている上司も、実は気づかないことの多いNG言葉が「上司の外見を、ほめる言葉」です。
外見や服装、持ち物などの見た目をほめるという行動は、基本的に親しい間柄同士でする行為。そのため上司の外見に触れ、「すてきな○○ですね」などとほめるのはNGです。
上司のどこかをほめたいという時には、日頃からの感謝やお礼を中心に「いつもご指導いただき、感謝しております」など、日頃の上司の態度をほめるようにし、見た目だけをほめたり、おだてあげたりしないようにしましょう。
■上司を同僚との飲み会に誘う時、「ご一緒に行かれます?」は完全NGではないが…
敬語としてけして間違いではなく、完全にアウトという訳ではないのですが、なぜか上司の鼻につかれやすいのが「行かれます?」、「○○されます?」など敬語。これは地域によって、敬語の使い方に差があることに理由があるようです。
ちなみに関東圏では「行かれる」、「言われる」よりも、「いらっしゃる」、「おっしゃる」を使う人が多いのだとか。
「行かれる」、「言われる」で上司がちょっと嫌な顔をする時は、「いらっしゃる」、「おっしゃる」を使ってみましょう。
また、上司にお誘いをかけたり、何かを尋ねたりする時は、「ご一緒にいらっしゃいませんか?」、「○○されますか?」など、最後に「か」をつけるとぶしつけな印象が少なくなります。
上司や社員同士での言葉づかいは、正しいのか正しくないのか、時によくわからなくなることがあります。基本的に自分が言われて「嫌だなぁ」と感じた言葉づかいは、相手に使わないようにするのがベスト。失敗を糧にして、どんどん上司とコミュニケーションをとりながら、正しい言葉づかいを覚えていきましょう。
「東大を出たのに何をやっているんだ」「せっかく一流企業に入ったのにこんなことで本当にいいのか」……。
20数年前。会社をやめてプータロー生活をはじめたぼくに対して、友人たちは口々に説教した。企業戦士としてバリバリ仕事をしている連中だったから、働き盛りの30代、40代を仕事をせずに過ごす生き方を受け入れられなかったのだろう。
ぼくの年収は、約100万円。日本新党の立ち上げに関わった一時期を除けば、会社をやめてから、親が遺してくれた古マンションの賃貸料でやりくりしてきた。
国民年金保険料や国民健康保険料、NHK受信料、住居費などを支払うと、1カ月間で使える食費、光熱費、通信費、交通費などの生活費は、3万円。1日3食の食費は、500円。当初、月の生活費は8万円ほどだったが、それではプータロー生活の継続が難しい。そこで、5万円、3万円と徐々に落とした。
だが、ムリをして切り詰めているわけではない。ストレスが溜まるほどの節制を自らに強いるなんてもってのほか。月3万円あれば、節制や我慢とは無縁な豊かで楽しい毎日を送ることができる。いま、そう実感している。
月5万円と3万円の違いとは何か。豚肉にたとえれば、100グラム120円と80円の差にすぎない。どちらも100グラム1000円の肉にはかなわないが、手間暇をかければ、40円の差なんていくらでもカバーできる。
バランスが大切なのだ。食事でいえば、値段とそれに見合うおいしさ。安いからといって、おいしくない物を食べ続けるのは、人生の損失だ。
わが家の食生活を支えてくれているのが、ホームベーカリー。長期的な採算性を考えると、何に初期投資をするかが重要になる。高価なのでずいぶん悩んだが、いくつもの商品を比較して「捏ね機」の機能があるものを選んだ。パンだけではなく、うどん、パスタ、ソバ、餃子の皮、ピッツァ生地……。様々な料理を調理できるようになった。
ピッツァは得意料理のひとつだ。自家製の生地(75円)に自家製トマトソース(120円)を塗り、家庭菜園で栽培したバジルの葉、モッツァレラチーズなど(調味料込みで303円)をのせてから、ガスコンロを使う家庭用ピッツァ窯(1万円)で焼けば、マルゲリータのできあがり。
総額498円でピッツァを2枚も焼けるのだから、やめられない。2000円を超える宅配ピッツァを頼むのがバカらしくなるほどだ。
その日食べたい料理を手間暇をかけておいしく作る。月に何度か、ぼくのマンションに友人たちが集まってホームパーティが開かれる。付き合っている女性もいる……。ぼくは、年収100万円の生活に不満もストレスもまったく感じていない。いまの暮らしが、本当に楽しくて仕方ない。
とはいえ、当初は働かない自分に罪悪感もあった。それは、会社員時代にいつの間にか染みこんだ価値判断があったから。どちらのほうが上か下か、儲かるか損か……。
大学卒業後、大手飲料メーカーに就職し、広報部に配属された。社内の人間関係もよかったし、やりがいもあった。
けれども──。これから何十年もこんな生活を続けていいのか。自分自身にウソをついているのでは。そんな疑問を抱く出来事があった。
入社5年目。社内の定期検診で、十二指腸潰瘍が治った痕があるといわれた。知らぬ間に病気にかかり、いつの間にか治っていた。体の変調に気付きもせずに働いていたのだ。トイレの鏡の前で同僚と談笑していたときの自分の顔が忘れられない。ぼくの顔は、不自然に引きつって、ゆがんでいた。心と体が悲鳴をあげていると思った。
当時はバブル景気で、ぼくはまだ30歳だった。小説家を目指すといって退社した。小説を書いてみてダメだったら、再就職すればいいや、と甘く見ていたのだ。
しかし30代後半になって書き上げた小説はモノにならなかった。「うちで働かないか」と誘ってくれる友人もいたが、ぼくは10年近く無職。バブルも弾けた。迷惑をかけてしまうのがわかっていた。
何より、ぼくは、節約生活に面白さを覚えていた。
会社を辞めてからも、高校や大学の同期会や仕事仲間の呑み会に誘われれば、極力参加していた。節約が生活の中心になって、お金を惜しんで家に引きこもり、友人との付き合いが疎遠になってしまうのがイヤだったからだ。とはいうものの、呑み歩くと1万円単位のお金が簡単に飛んでしまう。大出費である。
「うちに呑みにこない?」
6年ほど前、高校時代の同級生を誘ったのがホームパーティを開くきっかけだった。
会社勤めの友人たちも、昔のように交際費や接待費は出ない。社内での立場のせいか人間関係が複雑だから、同僚や後輩と呑むのも気を使う。子どもは手がかからない年頃になっている……。
そんな状況が重なったからか。手作りの料理を囲むホームパーティは、大好評だった。食材と酒代を入れて、ひとり2000円ほどで済んだのも大きかったようだ。
いつの間にか、ホームパーティは定例化した。奥さんや子どもを連れて遊びにくる友人もいるし、地方で暮らす仲間もやってくる。入れ代わり立ち代わり17人も参加した日もあった。中華、イタリアン、エスニック……。ぼくのレパートリーも増えている。
年収100万円といえども、友人たちに気を使わせたくはない。会費はきっちり割り勘にしている。筋を通して対等な関係でいたいからだ。
プータローになったぼくを批判していたヤツも、最近は年齢のせいか、こんな言葉を漏らすようになった。
「おまえみたいな生き方もいいよなあ」「月3万円でこんな生活ができるのか。老後に希望が持てるよ」……。
ぼく自身も、毎月3万円で楽しく過ごせると知ったら、働かない罪悪感も将来への不安も消えた。1日1日をいかに豊かに生きるかを第一に考えるようになった。
だからといって、明日どうなってもいいというわけではない。いまの暮らしを健康に続けるため、毎朝の散歩と筋トレ、体重の管理、そして瞑想。日々、心と体のマネジメントは欠かしていない。
ときにはパソコンの故障など、予想外の出費もある。それも踏まえて年間の予算を立てる。それがうまくいくのも、またうれしいのだ。
状況に合わせて、いかに面白さや幸せを見出すか。選択肢は無限にある。だから年収100万円でも、将来に不安がない。もしも、わが家の経済状況がさらに厳しくなれば、頭を切り替えればいいのだ。2万円で、どう豊かに暮らしていけるか、と。
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読売新聞 4月2日(火)10時59分配信
【ワシントン=山口香子】北朝鮮が挑発的な言動を強めていることを受け、米海軍が、横須賀を母港とするイージス駆逐艦「ジョン・S・マケイン」を朝鮮半島沖に移動させたことが分かった。
米国防総省筋が1日、明らかにした。また、米CNNテレビは、海上配備型Xバンドレーダー(SBX)が朝鮮半島方向に移動を始めたと報じた。
米軍は、実施中の米韓合同軍事演習にB2ステルス爆撃機や最新鋭のF22ステルス戦闘機、B52戦略爆撃機などを参加させ、北朝鮮へのけん制を強めてきた。イージス駆逐艦やXバンドレーダーはミサイル追跡能力があり、北朝鮮による新たなミサイル発射準備などに備える目的とみられる。
一方、カーニー米大統領報道官は1日の記者会見で、「北朝鮮軍に部隊移動などの大規模な動きはないようだ」と述べた。
北朝鮮には本当に腹が立つ。
お子ちゃま第一書記、「ボーは泣いちゃうぞ」的な感じ。
ヤケノヤンパチでミサイルでも打たれたらたまったものじゃない。
本当に変な国だ。勘弁してもらいたい。。。
最終更新:3月19日(火)13時37分
10~20歳代の男女3人組か・・・。
何で日本はこんな国になってしまったのか。
限度を知らない、まるでチンピラ。かわいそうな輩たち。。
1億円の資産を30代で築いた主婦がいる。
「現在の資産は、賃貸マンション3棟と投資用マンション3戸で、不動産が合わせて3億円ほど。ほかに金融資産が4300万円程度です」
こう話すのは、岩崎美歩さん。不動産の借入金を引いた純資産は約1億円になるという。
夫は普通のサラリーマン。美歩さん自身は4年前に会社を辞め、今は専業主婦をしている。キュートな笑顔は“凄腕”のイメージとはほど遠い。
美歩さんの資産も、最初は天引き貯金からスタートした。
「就職したころはどんどん使っていたんです。これではいけないと思って、財形貯蓄に毎月7万円、ボーナスは丸ごと貯金するようにしました」
社内結婚した夫はもっと貯めていたという。10年前に結婚したときには2人で3000万円あったというから、もともと夫婦揃って貯まる体質だったといっていい。
投資を始めたのは結婚して2年ほど経ってから。
「最初は株に投資しました。でも、初めて買った株が暴落してしまって――」
それでもめげずに猛勉強。20冊、30冊と本を読み、投資の魅力に引き込まれた。
「会社でどんなに頑張っても収入に反映されるのはごくわずかですよね。でも、投資だったら勉強して努力すれば、大きな成果が返ってきます」
株式投資の次は投資信託、その後、いよいよ不動産投資をスタートした。
「『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで心が動いたんですね(笑)。それからは30万円もするセミナーに行ったりして、不動産投資を勉強しました」
まずは現金で1000万円のファミリーマンションを購入。徐々に規模を広げ、最近では借入金を使って3棟の賃貸マンションも手に入れた。
「この自宅も2階が住居で、1階は賃貸になっています」
自宅併用の賃貸住宅の場合、自宅の床面積が全体の2分の1以上あれば低金利の住宅ローンが借りられる。また、自宅部分については住宅ローン控除の対象になる。美歩さんの場合は全額借入金で購入し、住宅ローンは毎月23万円。家賃収入が毎月25万円あるので、賃貸の経費を含めても、ほぼ自己負担ゼロでマイホームを手に入れたことになる。
2010年の岩崎家の年収は約4000万円。それだけの年収、どう使う!?
「いえいえ、不動産の経費がかかりますから――。不動産から得た利益を毎月100万円ほど積み立てています。自動積み立てに毎月30万円、残りの70万円前後でグローバル・リート(不動産投信)を買っています。今、分配金が高くて有利なんですよ」
不動産から得たお金は消費に回さない。すべて投資信託などペーパー資産を購入し、そこからの利益だけを使うのが美歩さんの方針だという。
これだけの資産があり、毎月の不動産収入があれば、家計管理も大変なはず。
「月の初めに前月のキャッシュフローと資産残高をまとめた表やグラフを作るのが私の仕事です。それを見ながら、夫婦で検討会をするんですよ。これは使いすぎだったよね、とか、運用はもっとこうしよう、とか。コスト削減委員会みたいな感じですね(笑)」
それらの図表はファイルにまとめられている。その中から、2003年以降の生活費をまとめた表を見せてもらった。これは、美歩さんが使った毎月の生活費を「食費」「衣服費」「本代」「交通費」「その他」の5項目に分けて集計したものだ。
「使ったお金はこの5つの項目に分けて、毎日メモしています。予算は1カ月15万円。1日5000円が目安ですね。もちろん、オーバーしてしまう月もあるんですけど……」
この予算は不動産収入が増えてもずっと変えていない。
「勤めている間はスーツを買ったりして衣服費がかかりました。会社を辞めてからは、代わりにスポーツクラブや料理教室の費用が増えたかな。でも、トータルで使う金額って、そう変わらないんです」
早く子どもがほしい、という美歩さん。子どもができたらもう1つ家を買ってもいいな、と微笑んだ。
投資に詳しいファイナンシャルプランナーの藤川太さんも、美歩さんの運用手法には舌を巻く。
「手間と費用を惜しまず勉強したうえで、自分の価値観で判断しています。行動力も抜群で企業経営者のようですね」
夫婦が揃って同じ方向を目指していることも、パワーアップのポイントだという。
とはいえ、誰もが美歩さんのように投資で成功するとは限らない。「自分にはとても無理」と思う人が大半だろう。
「投資せずに着々と貯金を続け、1億円を達成しそうなご夫婦がいらっしゃいますよ」
ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんがそう教えてくれた。
赤沢文彦さん(仮名、51歳)・由美子さん(同、45歳)夫婦は、揃って地方公務員。年収は2人合わせて約1400万円。積み立てた貯金はすでに7000万円を超え、退職金を合わせれば1億円を楽々突破しそうな勢いだ。
2人の子どもは大学3年生と高校3年生。2人とも高校までずっと公立だ。
赤沢さん一家は、特に節約に励んでいるわけではない。子どもが小さいころからずっと年4回も家族旅行に行っている。ただし、行き先は海外ではなく国内、泊まるのは決まって住んでいる区の施設だ。
結婚したときに親が建ててくれた二世帯住宅に3世代で暮らしている。親を病院まで送り迎えするため、車は大衆車のワゴンを選択。あるとき車をぶつけて大きな傷がついたが、修理には出さずDIYで買った補修シートを貼って4~5年は乗り続けた。
「2人分の収入があっても1人分で暮らしている感覚です。そして、収入が増えても生活水準は変わらない。これらは資産を築くための大切な条件ですね」(畠中さん)
最後に、藤川さんが“1億円貯められる人の条件”を挙げてくれた。
(1)稼ぐ手段が1つではない
給与のほかに副業などの収入がある。妻の収入でもOK。
(2)計数感覚に優れている
ライフプランを考えた収入と支出の予測ができる。
(3)楽観的な予想をしない
甘い予想をせずに堅く見積もる。「なんとかなるさ」は×。
(4)撤退の決断が早い
悪いと判断したら思い切ってバッサリ切ることができる。
(5)順調なときも生活を膨らませない
順調なときは逆に生活を引き締める。景気連動型はダメ。
さて、あてはまるものが1つでもあっただろうか。
(有山典子=編集・構成 村越将浩=撮影 PIXTA=写真)