お辞儀。
本日はお忙しい所、またご遠方よりご臨席くださいまして誠にありがとうございます。
法要に間に合うようにお越しいただいた上に、長い距離の移動と時間、本当にお疲れさまでした。
おかげさまで無事納骨を終える事が出来ました。
尚、先般の通夜、本葬に際しまして、ご弔問、ご会葬賜りましてありがとうございました。
父も喜んでいる事と存じます。
父が亡くなりました3月11日は東日本大震災の一年目で、納骨の今日はちなみに私の誕生日でございます。
忘れられない日になりました。
あ、誕生日プレゼントは年内受け付けておりますのでよろしくお願いいたします。
父は意識を戻すことなく一人で逝ってしまいまして、せめてもう一度だけでも声が聞きたかったと思っております。
ICUで寝かされている父の耳元で、魂は聞いていると思い、「退院したら温泉に連れてってやる。その代わり金は出して」と言いましたがそれもかないませんでした。
親孝行したいときには親はなし、石に布団は着せられず・・・を実感しております。
人間はいつかは死んでしまいます。
残された者はそれを乗り越えて行かなければなりません。
ただ、いつもそばにいて普通の人が、会いたいと思えば会いに行けた大切な人がいなくなるというのは
本当に辛いものです。
どうか皆様、くれぐれもお体ご留意、ご自愛くださいませ。
死後の世界の幸せ、幸福のことを「冥福」と言うそうです。
父の冥福と、本日お集まりくださいましたすべての方のご健康、ご多幸をお祈り申し上げます。
長くなりまして申し訳ございません。
ささやかではございますがお食事を用意させていただきました。
父のことを想いながら会食いただけますと幸いでございます。
本日は誠にありがとうございました。