女優で歌手の酒井法子(45)が30周年記念として16年ぶりにコンサートを開くことが決定し、話題になっている。「(覚醒剤で捕まった)例の事件から7年。よくぞ復帰にこぎつけた」というわけだ。
東京・渋谷の路上で警官に声をかけられ、夫はその場で逮捕されたにもかかわらず、のりピーはそのまま逃走。5日後に出頭したという経緯は、ある意味、“キヨハラ”よりも悪質ともいえるが、それでも復帰できた秘密は何なのか。
芸能評論家の肥留間正明氏が言う。
「中国・香港・台湾という活躍の場があったことが大きいでしょうね。アイドル時代からコンサートを繰り返し、絶大な人気があった。事件後、日本のメディアが距離を置く中、アジアはのりピーを見捨てず、11年には中国から『禁毒大使』に任命されている。こうした後押しがあったから、彼女も復帰できたのでしょう」
シャブ仲間だった夫とすぐに手を切ったのも成功の秘密だ。事件翌年の10年6月、調停を経て離婚が成立。慰謝料はなく、親権はのりピーが取得している。
「国内のサポート体制もシッカリしていました。事件の影響で所属していたサンミュージックとの契約は解除になったものの、元同社のマネジャーが立ち上げた会社が拾ってくれた。この事務所が過去の怪しい人脈をシャットアウトし、細かい営業を地道に続けさせたことが16年ぶりのコンサートにつながったと思います」(前出の肥留間正明氏)
注目のコンサートは9月22日に東京・有明の「ディファ有明」で開かれる。キヨハラに聞かせたいような話だ。
罪は罪。償えばそれでよし!
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