日米通算4257安打としてピート・ローズのメジャー記録を上回ったマーリンズ・イチロー外野手(42)の快挙を受け、国民栄誉賞授与を期待する声が再び高まっている。
大リーグ1年目でMVPなど各賞を総なめにした2001年、メジャーのシーズン安打記録を更新した04年にも、当時の小泉純一郎政権から授与を打診されたイチローだが「現役でプレーをしている間は、もらうべき立場ではない」として固辞している。今回、3度目の打診を行うかが注目される。
16日、官邸で取材に応じた安倍晋三首相は「すごい記録だと思う。日本の選手が再び金字塔を打ち立てた。日本人として本当に誇りに思う」と称賛し、菅義偉官房長官は定例会見で「伝説の選手たちと肩を並べ、(その記録を)抜き去った。世界の球史に残る選手だ」とたたえた。国民栄誉賞授与の可能性については「現時点では考えていない」とした。
国民栄誉賞をめぐっては、授与後に内閣支持率が上がる傾向があるため、参院選直前の今は願ってもないタイミングと言える。しかし、逆に「政治利用した」との批判も浴びかねない。
野球選手で過去に国民栄誉賞を受賞したのは王貞治氏(1977年)、衣笠祥雄氏(87年)、長嶋茂雄氏(13年)、松井秀喜氏(同)の4氏。福本豊氏は、打診を受けるも「立ちションベンできなくなる」との理由で辞退している。
イチローは50まで現役と言っている。
前回もモチベーションが下がると言っていた。・・・受けないよ、イチローは。。。
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