前向きに生きて行きたいものです。いや、生きて行きましょう!
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
元祖「燃える男」は黙っていられなかった。沢村賞の選考会で土橋委員長らを中心として、田中とダルビッシュに「マウンドでほえまくるのはマナー面でいい影響を与えない」と注文がついた。これに対し、「個性がないという時代に、立派な個性やないか。ああやって感情を出すピッチャーがいるからこそ、淡々と抑えるピッチャーも際立つ」と持論を展開した。
自身も現役時代は「強い巨人を倒すためには、魂を込めて投げるしかなかった」とマウンド上では感情を爆発させ、ファンに愛された。74年に沢村賞に輝いた経験も持つだけに「マサヒロ(田中)は本当にいい子。あいつがガッツポーズをするのを見て、嫌な気持ちがする人はいないはず。選考委員のじいさまたちは、何か小言を言わないと気が済まないんだろ」という言葉に重みがあった。
闘将は12球団最速で田中を来季の開幕投手に指名済み。「マサヒロはオレなんかと比べるのが失礼なぐらい、すごいピッチャー」と大きな期待を寄せるからこそ、何も気兼ねもなく、マウンドに上がってほしいという親心だった。
COMMENT